Wednesday 22 April 2015

2015.04.22 曲の分析1:Time Goes On

高校の頃、友達に「L'arc~en~Ciel」という日本のバンドを紹介してもらって、好きになりました。バンドの一員は音楽が得意ですし、メロディーがきれいですし、歌詞は叙情詩みたいですので今でも大好きです。彼らの曲の中で、特に大好きな曲は「Time Goes On」というタイトルです。私にとって、なんだかこの曲の意味は悲しさと希望をこめているようで、一度聴いたらすぐにハマってしまいました。

全部の歌詞はこのリンクで見られますが、歌詞の行列に対する私の分析は以下のとおりです(歌詞は赤い字で書いております)。

「あのざわめきまだ聞こえる?
今このままこの時を止めたくて
柔らかな日々包まれて全てが眩しすぎた」


最初の行を見ると、頭に浮かぶことは「作詞者はだれに聞くのかな」になりますよね。作詞者は彼女とか親しい人に聞くらしいんですけど、次の行からいえば、作詞者が昔の日々を追憶しているようです。

作詞の人の考えを推測してみると、

「はじめから判ってたはずなのに
とりとめのない言葉だけが虚しく響く」



サビに入るとき、また質問が出てきます。「だれの言葉は虚しくなったのかな」。このサビを前の曲の部分と繋がると、作詞者がその親しい人に言ったことはムダになってしまったようです。事件があるかもしれません。でも、その状態は作詞者にとって避けられることでしたので、今は少し悔やんでいるみたいです。

「まだ眠ってこの夢見つづけたい
あの風に舞う枯葉たち心に降り積もって」

この部分はちょっと謎みたいなんですが、その人と過ごした日々が嬉しかったから作詞者は今でも続けたい気持ちが強いかもしれない。それをできなかったから、また悔やしいものがありそうです。「枯葉たち心に降り積もる」は「悔やみ」の表明だと思います。

「いつまでも あなたが消えなくて
引き止めないよ 今ここから全てが変わる」


また、このサビは悔やみを表していますけど、一方、変化が現れたようです。どんな変化?

「きっと君が選ぶ道の先にはまばゆい光が溢れている
君のためなら道化師になって歩いて行くよ
その笑顔 消さないで」

やっとこの部分には説明があります。このところをもとにして、その人は作詞者の彼女だと思います。親友とか親しい人の可能性もあるんですけど、私の推測は彼女です。この仮定から、作詞者が別れのあとも、まだ彼女が好きそうです。苦しかったのに、彼女を離さないといけないことになりました。

「はじめから 判ってたはずなのに
戸惑いは 季節を閉ざすから
夢見てたのは僕のほうさ 全ては白い泡のように浮かんで消えた」

最後のサビを見ると、「はじめから判ってはずなのに」は分かるようになります。最初から作詞者と彼女が付き合ったときに、お互いに愛することはなかったみたいです。作詞者は彼女が大好きだったけど、彼女は作詞者をそんなに好きじゃなかったと思います。作詞者は気づいてなかったけど、今はっきり見えると思います。ですから、作詞者に苦い後味が残りましたが、「全ては白い泡のように浮かんで消えた」から作詞者は昔の記憶を忘れたいです。改めて状態を変えたいです。これはさっき言われた変化だと感じます。

結局、「Time Goes On」は、いいメロディーなのに、「やっぱり失恋は大変なものだよね」タイプの曲です。

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